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BBQも楽しめる!ルーフバルコニーのメリット&デメリットとは?

2020年01月24日

住宅を建てる際にルーフバルコニーの設置を希望する方も少なくありません。ルーフバルコニーはルーフテラスとも呼ばれるものであり、下の階の屋根を室外のスペースとして使うのが特徴です。一般的なバルコニーよりも面積が広いことから様々なアウトドアに使うことが出来ます。日当たりが良い点も魅力となります。空が見えるので晴れた日にすっきりとした気分で過ごすことが出来ます。ルーフバルコニーのメリットとしては他にも、部屋の中が覗かれにくいといったことが挙げられます。また、ルーフバルコニー越しに部屋が見えたとしても広々と見えるので、その部屋にいる人物の行動などは見えにくくなり、セキュリティ面のメリットもあります。

ルーフバルコニーのデメリットは工事費が高いことです。ルーフバルコニーは通常のバルコニーよりも面積が広いので、工事費も高くなります。1階とのバランスも大きく影響する要素です。1階の形状がバルコニーを設置しやすい状態になっていれば、それほど大きな工事費がかかることはありません。設置しにくい状態になっている場合には土台からしっかりと作らなければならないので、工事費が高いというデメリットを感じやすくなります。まずは施工業者に家の完成予定図を見てもらって、ルーフバルコニーの設置の現実性について確認してもらうことが大切です。

ルーフバルコニーには屋根がありません。一般に屋根があるものはベランダと呼ばれており、明確に区別されます。アウトドアとして利用するだけであれば雨の日を避ければ良いのでそれほど大きな問題はありませんが、洗濯物を干すスペースとして活用したい場合には雨の影響を考慮する必要があります。バルコニーの床にあたる部分から雨漏りしてしまうと、1階に被害が出てしまうので雨漏りをしないような丁寧な施工が重要となります。

ルーフバルコニーは庭とよく似た役割があります。このバルコニーは1階の屋根を活用することにより、総面積がそれほど広くない住居でも設置しやすいという利点が存在します。ただし、バーベキューなどの煙が住宅内に入ってくる恐れがあるので窓の位置などとバランスを整える必要があります。庭の場合には煙の影響が出にくいので一長一短と言えるでしょう。家全体との大きさのバランスを考慮してルーフバルコニーを設置することが出来れば、家のシルエットが非常に美しく仕上がることも多いです。交流の場として機能するので、様々な交流を行いたい方にもうってつけです。